「廃棄物処理向け亜臨界水反応技術」のご紹介

2018年 1月

亜臨界水

物質は温度や圧力の変化により、固体・液体・気体と状態を変化させます。
気液共存線の終点が臨界点(374 ℃、22.1 MPa)であり、臨界点よりもやや低い領域にある高温、高圧の水(液体)が亜臨界水です。亜臨界水や超臨界水は無極性の有機化合物を溶解したり、加水分解したりする等、普通の水にはない性質を持っています。

技術導入

250~300℃付近の亜臨界水域の高温高圧の液体では、それ自身が酸やアルカリ触媒の働きをして加水分解反応を促進します。この性質を利用して、廃棄物を無害化した処理を行うことが可能となります。 
本案件は、「亜臨界水反応を実現する圧力容器の製造技術を導入」し、廃棄物処理施設に導入しようという企業とのマッチングです。